経団連は2月15日、ピッチイベント「Keidanren Innovation Crossing (KIX)」のオンライン版である「KIX+」の第10回イベントをPlug and Play Japan協力のもと開催し、スタートアップおよび大企業から総勢約130名が参加した。
齊藤昇スタートアップ委員会企画部会長による開会あいさつの後、Plug and Play Japanのヴィンセント・フィリップ代表取締役から、スタートアップ支援の取り組み状況などについて説明があった。
続くスタートアップピッチでは、IoT、フィンテック、インシュアテック、モビリティー、リテールテック、ヘルスケア、スマートシティの各分野からスタートアップ7社(大西洋 フツパー代表取締役、矢部寿明 Crezit代表取締役、田中徹 MILIZE代表取締役社長、竹内精治 AZAPAカンパニープレジデント、吉澤和之 awoo Japan執行役員日本事業開発責任者、岡崎貫治 リスク計測テクノロジーズ代表取締役、山田真由美 クイッキンCOO)が登壇。中小製造事業者向け画像認識AIエッジサービス、モバイル完結型クレジットサービスや与信プラットフォーム、AIによる金融情報等予測モデル構築サービス、生体情報の数値化による感性の可視化サービス、オムニチャネルマーケティングオートメーションプラットフォーム、音声情報によるモチベーション可視化サービス、宿泊業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)に寄与する非接触型のチェックイン機能をベースにした宿泊施設の基幹運営システム等について紹介した。
前回に引き続きイベントプラットフォームを利用し、登壇者と参加した大企業との間で活発な質疑を行った。
なお、3月もオンラインによる第11回KIX+を開催する予定である。
【産業技術本部】