Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2022年3月10日 No.3536  第20回オンライン版 Keidanren Innovation Crossing「KIX+」を開催

経団連は2月18日、ピッチイベント「Keidanren Innovation Crossing (KIX)」のオンライン版「KIX+」の第20回イベントをPlug and Play Japanの協力のもと開催した。スタートアップおよび大企業から総勢約150名が参加した。

齊藤昇スタートアップ委員会企画部会長による開会あいさつの後、Plug and Playのマネージングパートナー・イーストアジア/日本社長のヴィンセント・フィリップ氏が、スタートアップ支援の取り組み状況などについて説明した。

続くスタートアップピッチでは、Fintech、Insurtech、Mobility、Brand & Retail(現Food & Beverage)、Health、Smart Cities、New Materials、Energyの各分野からスタートアップ8社(岡田知拓 KAERU代表取締役、高尾裕文 Bodygram Japanセールスディレクター、今村泰彦 VIE STYLE代表取締役、栗栖俊治 SCENTMATIC代表取締役、谷口達典 リモハブ代表取締役CEO、近藤敬秀 ビーブリッジ最高執行責任者/COO、後圭介 Symbiobe代表取締役、渡慶次道隆 ゼロボード代表取締役)が登壇。

認知機能の低下に不安がある方でも安心して使える決済サービス、写真撮影による高精度なAI身体採寸技術、イヤホン型脳波計のメンタルヘルスケアへの活用、香りを言語で表現するAIシステムを活用したマーケティング、ICTの活用による在宅での遠隔心臓リハビリシステム、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)を活用したサービス、光合成生物を利用し空気を資源化するバイオテクノロジー、企業の脱炭素経営をサポートするサービスを紹介した。

ピッチ終了後、イベントプラットフォームを利用し、登壇者と参加した大企業との間で活発な質疑、ネットワーキングを行った。

なお、3月はリアルでのKIX会合を開催する予定である。

【産業技術本部】