左から十倉会長、麻生副総裁、片野坂フォーラム会長

左から片野坂フォーラム会長、茂木幹事長、十倉会長

経団連企業人政治フォーラム（片野坂真哉会長）は7月28日、東京・大手町の経団連会館で懇親パーティーを開催した。同フォーラム会員約230人に加え、麻生太郎自由民主党副総裁、茂木敏充同幹事長、萩生田光一同政務調査会長、山口那津男公明党代表をはじめ、与野党の幹部を含む国会議員約40人が参加し、談議に花を咲かせた。

冒頭あいさつした十倉雅和経団連会長は、「長く続いたコロナ禍のうちに、生態系の崩壊や格差といった問題が深刻さを増した。こうした社会課題の解決に向けて、サステイナブルな資本主義のもと、政治と経済とが手を携えながら、成長と分配の好循環を実現し、日本経済のダイナミズムを取り戻す決意である」と、今後の経団連活動に関する意気込みを語った。

また、乾杯のあいさつを行った片野坂同フォーラム会長は、「ポストコロナの時期を迎え、4年ぶりにパーティーを開催することができた。外交面では、激動の国際情勢への対応や、防衛・経済安全保障の確保など、内政面では、人口減少、エネルギーの安定供給、国内投資の活性化など、対応すべきテーマは枚挙にいとまがない」と言及。そのうえで、「こうした難局を乗り越えるためには、政治と経済が連携を深め、さまざまな取り組みを進めていく必要がある。これこそまさに、約四半世紀前に、当フォーラムが発足した際の原点である」と述べ、政治と経済との連携の重要性を強調した。

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経団連企業人政治フォーラムでは、今後も国会議員等を招いての講演会や懇親パーティー等の開催を通じて、企業人の政治への参加促進や、政治と経済との連携強化を図っていく。

【総務本部】