
北岡氏
経団連は7月17日、東京・大手町の経団連会館で防衛産業委員会(泉澤清次委員長)の2025年度総会を開催した。24年度活動報告・収支決算および25年度活動計画・収支予算を報告した。
東京大学の北岡伸一名誉教授が、わが国が今後執るべき安全保障政策について講演するとともに意見交換した。
北岡氏は、わが国の外交・安全保障政策に関する歴史や経緯等を説明。今後の課題として人員の確保や防衛装備品の国産・輸出等が重要との考えを示した。
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総会終了後の記念パーティーでは、政府、経済界、有識者、各国大使館など防衛産業に携わる官民の関係者約160人が種々懇談した。
パーティーの冒頭で泉澤委員長は、「国内生産基盤の強化、装備移転の円滑化、先端技術の開発・活用など、官民で連携して取り組む課題が山積するなか、官民や企業の垣根を越えた連携が重要」と述べた。
【産業技術本部】