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Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2019年7月25日 No.3417 夏季フォーラム2019開催 -「創造社会“Society 5.0”の実現と激動の国際情勢への対応」テーマに

経団連(中西宏明会長)は7月18、19の両日、長野県軽井沢町で「夏季フォーラム2019」(議長=岡本毅副会長)を開催した。古賀信行審議員会議長をはじめ、副会長、審議員会副議長35名が参加し、「創造社会“Society 5.0”の実現と激動の国際情勢への対応」を統一テーマに討議を行うとともに、議論の内容を踏まえ「経団連夏季フォーラム2019総括文書」を採択した。

冒頭、療養中の中西会長から「Society 5.0の実現に向け、日本経済は改革の加速が必要。そのために経済界が大きな力を発揮するべき。本フォーラムの成功を祈念する」とのメッセージが寄せられた。 1日目の第1セッションでは、外交評論家の岡本行夫氏から、昨今の国際政治情勢について講演を聞くとともに意見交換を行った。

議長を務める岡本副会長

1日目から2日目午前にかけての第2セッションでは、国立情報学研究所社会共有知研究センター長で教育のための科学研究所代表理事・所長の新井紀子氏からSociety 5.0時代の人材育成、また、世界経済フォーラム第四次産業革命日本センター長の須賀千鶴氏からはSociety 5.0の実現に向けた政策のあり方等について講演を聞くとともに意見交換を行った。

第3セッションでは、4つの分科会に分かれ討議を行った。第1分科会(議長=國部毅副会長)では「内外経済情勢と今後の方向性」、第2分科会(議長=渡邉光一郎副会長)では「人生100年時代の教育」、第3分科会(議長=冨田哲郎副会長)では「地方創生」、第4分科会(議長=越智仁副会長)では「エネルギー政策」をテーマに、それぞれ集中的に議論を行った。

その後の第4セッションでは、分科会での討議に関する各分科会議長からの報告に基づき、今後の経団連活動のあり方について参加者全員で議論を行った(各セッションの討議の概要は次号以降に掲載)。また、セッション終了時には、フォーラム全体の議論に基づき経団連が今後取り組む施策等を「経団連夏季フォーラム2019総括文書」として採択した。

【ソーシャル・コミュニケーション本部】

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