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Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2020年8月27日 No.3465 萩生田文科相に「Society 5.0に向けて求められる初等中等教育改革 第一次提言」を手交

萩生田大臣(中央)と渡邉副会長(左)、
小路委員長(右)

経団連の渡邉光一郎副会長(教育・大学改革推進委員長)と小路明善教育・大学改革推進委員長は8月3日、萩生田光一文部科学大臣を訪問し、経団連が7月14日に公表した「Society 5.0に向けて求められる初等中等教育改革 第一次提言」を手交するとともに意見交換を行った。

意見交換では、まず渡邉副会長が提言取りまとめの背景と概要を説明。withコロナ時代に求められる初等中等教育改革や大学入試改革に関する経団連の考え方と要望事項を示した。

続いて小路委員長から、教師の長時間労働の是正と学校現場における外部人材のさらなる活用を求めた。

これに対し萩生田大臣は、「大きな方向性については経団連と認識を共有している」とし、義務教育段階では、児童生徒が学校生活のなかで学ぶことも多いとしたうえで、「経団連がオンライン教育と学校での学びとのハイブリッドな学習環境の構築が重要と指摘したことは心強い」と述べた。

また、教師による対面指導とオンライン教育との組み合わせによる新しい教育様式の確立やICTを活用できる教師の養成に取り組んでいることを紹介した。さらに、大学入試改革については、英語4技能評価の重要性は欠かせない視点であると言及した。

【SDGs本部】

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