2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の開幕まで1000日となったことを受けて、2025年日本国際博覧会協会(博覧会協会、十倉雅和会長)は、全国的な機運醸成を一段と図るため、7月18日、都内で「2025年大阪・関西万博 開幕1000日前イベント『1000 Days to Go!』」を開催しました。
冒頭、十倉会長があいさつし、「大阪・関西万博は、『みんなで共に創る万博』『誰もが参加できる万博』を目指している。本日愛称が決まった公式キャラクターと共に、万博に関わるすべての皆さまと共創の輪を広げていきたい」と述べました。
続いて、岸田文雄内閣総理大臣が登壇し、「本日のイベントを契機に全国での関心が一層高まっていくことを期待したい。万博を通じて最先端技術で時代を切り開き、社会課題の解決や、持続可能な社会・経済の構築につなげていくため、政府一丸となって準備を進めていきたい」と発言しました。
その後、大阪・関西万博のシンボルである公式キャラクターの着ぐるみが初登場。愛称「ミャクミャク」が発表されました。この愛称は、3万を超える応募作品のなかから審査・選考を経て決定されたもの。親しみやすく覚えやすいことを第一に、万博のテーマに含まれる「いのち」が「脈」を連想させることなどを背景に名付けられ、歴史・伝統・文化・世界とのつながりを「脈々」と引き継いでいくことへの期待が込められています。
続いて、会場となった東京スカイツリーの特別ライティングが行われ、岸田首相、細田健一内閣府副大臣、十倉会長、ミャクミャクが点灯ボタンを押すと、東京スカイツリーが大阪・関西万博をイメージさせる赤・青・白のマーブル柄に点灯し、参加者からは歓声が上がりました。
最後に、同日、大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンで開催された1000日前イベントで初披露された「コブクロ」による万博のオフィシャルテーマソング「この地球(ほし)の続きを」が紹介され、イベントは盛況のうちに幕を閉じました。
経団連は、今後も、万博の開幕に向けたさまざまな準備状況やイベント開催の模様等について、積極的に周知・広報してまいります。
【総務本部】