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Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2025年11月20日 No.3706 女性に対する暴力をなくそう -パープルリボン運動を実施

11月25日は国連の定める「女性に対する暴力撤廃国際日」。これに先立つ2週間(12~25日)、女性に対する暴力根絶のシンボルとして「パープルリボン運動」が世界で毎年展開されている。

配偶者等からの暴力、性犯罪・性暴力、ストーカー行為、売買春、人身取引、セクシュアルハラスメントなどは、いずれも重大な人権侵害であり、許されるものではない。

こうした暴力の問題は被害が表面化しにくく、潜在化しやすい。社会全体で理解を深めるとともに、被害者が安心して相談できる環境を整備することが重要である。

政府は、暴力を容認しない社会風土をつくるため、関係団体と連携し、意識啓発や教育活動の推進に取り組んでいる。

経団連は同運動に賛同し、12日、経団連会館の外壁に設置する「知恵の使者」像を紫色に照らし、暴力根絶へのメッセージを発信した。

同日から28日までの間は、経団連会館1階ロビーに「パープルリボンツリー」を設置。「心を傷つけることも暴力です。」とのメッセージとともに、同運動の認知向上と賛同の輪の拡大に取り組んでいる。

パープルリボンを身に着けたり飾ったりすることは、暴力根絶への意思を示す一歩であり、誰もが参加できる行動である。

一人ひとりの「気付き」と「思いやり」が、暴力のない社会をつくる力になる。多くの方に、パープルリボン運動への積極的な参加を呼びかけたい。

DV相談プラス
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Curetime(性暴力に関するSNS相談)
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【ソーシャル・コミュニケーション本部】

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