澤田副会長(前列左から3人目)、齊藤部会長(同2人目)
ピッチの模様
経団連は12月10日、関西経済連合会(関経連、松本正義会長)、JAM BASEと共に、ピッチイベント「KIX-Regional in Kansai」をグラングリーン大阪のJAM BASE内Syn-SALONで開催した。
KIX-Regionalは、経団連がKeidanren Innovation Crossing (KIX) で構築してきたスタートアップとのネットワークを活用し、全国各地の企業とスタートアップの連携促進を目的に2025年度に新たに立ち上げたピッチ・ネットワーキングイベント。
今回は、10月の福岡開催に続く第2回会合であり、関経連会員企業やJAM BASE所属企業を中心に大企業やスタートアップ等から約120人が参加した。
齊藤昇スタートアップ委員会企画部会長による開会に続き、澤田拓子関経連副会長スタートアップ・エコシステム委員長があいさつした。
続くピッチでは、今回の会場であるグラングリーン大阪が、大阪スマートシティ戦略に基づいて再開発が進められているエリアに位置することから、広く「スマートシティ」をテーマに、関連する経団連会員スタートアップやこれまでにKIXに登壇したスタートアップから計7社が登壇した。
自社の強みを紹介するとともに大企業に連携を呼びかけた。登壇者は次のとおり。
- (1)前田紘弥 アーバンエックステクノロジーズ社長=しなやかな都市インフラ管理を支えるデジタル基盤をつくることを目指し、AIによる画像解析技術を用いた道路の損傷検知サービスを実施
- (2)尾上剛 アジラ代表取締役CEO兼COO=独自技術である行動認識AIを用いた防犯カメラにより、事故や犯罪を未然に防ぐ「AI警備」を実施
- (3)北村卓也 センシンロボティクス社長CEO=AI×Dataで現場の見える化・判断・実行を自動化し、独自のソリューション開発プラットフォーム「SENSYN CORE」により社会・企業の課題を解決
- (4)尾嶌聖矢 Dioptra代表取締役=アナログ作業がいまだ主流の下水道点検について、自治体と連携しながら異常検知AIや老朽化予測AIを用いたデジタルトランスフォーメーション(DX)を実装
- (5)濱村将人 Powder Keg Technologies代表取締役=AIを用いて、実際のサイバー攻撃と同じ手法でセキュリティリスクを自動で検証することによって、企業のサイバー攻撃への対策の有効性のテストを実施
- (6)狭間健志 ハコベル社長CEO=独自のプラットフォームを用いて荷主と運送会社のマッチングや配車計画、配車管理を行うことで、需要はありながらも人手不足に悩む物流業界を持続可能に
- (7)加藤史子 WAmazing社長=面倒な免税手続きの仕組み化および一括パッケージの提供により、インバウンド需要のさらなる拡大に向けた事業の実施
ピッチ終了後のネットワーキングでは、登壇者と大企業が活発に交流した。
【産業技術本部】
