小泉大臣
赤澤大臣
黒江氏
経団連は7月27日、東京・大手町の経団連会館で防衛産業委員会(泉澤清次委員長)の2026年度総会を開催した。25年度活動報告・収支決算および26年度活動計画・収支予算が報告されるとともに、新任の副委員長を含む役員改選案が承認された。
総会議件に先立ち、三井住友海上火災保険の黒江哲郎顧問(元防衛事務次官)が「わが国を取り巻く安全保障環境と今後の防衛生産・技術基盤強化に向けた課題」と題して講演し、意見交換を行った。
黒江氏は、ロシアによるウクライナ侵略や中国による経済的威圧などを挙げ、地政学リスクの拡大と国際秩序の劣化を指摘した。
そのうえで、わが国の国家安全保障戦略の方向性として、総合的な国力を発揮することの重要性を説明。今後の防衛生産・技術基盤の望ましい姿として、国内生産基盤の強化・安定化、防衛装備移転の推進、防衛イノベーションの促進(新しい戦い方への適応)、防衛と経済の好循環を挙げた。
人口減少を見据え、無人機の導入や省人化、民間との連携を推進する必要性についても言及した。
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総会終了後の記念パーティーには、小泉進次郎防衛大臣、赤澤亮正経済産業大臣をはじめ、国会議員、政府関係者、産業界、各国大使館など防衛産業に携わる官民の関係者が多数参加し懇談した。
両大臣からのあいさつでは、わが国の「防衛力そのもの」と位置付けられる防衛産業の基盤強化に向け、関連施策を一層推進していく考えが示された。
【産業技術本部】
