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月刊 経団連 新会員紹介 株式会社大阪真空機器製作所

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資本金 3億4,806万円
設立 1950年9月
従業員数 200名(2019年12月31日現在)
本社所在地 〒541-0042 大阪市中央区今橋3−3−13 ニッセイ淀屋橋イースト12階
事業内容 真空機器、真空ポンプの開発・製造・販売・メンテナンスサービス
URL https://www.osakavacuum.co.jp/

真空メーカーとして70年の業歴がある。「超高真空」、「高速回転」、「流体」、「軸制御」を4つの基幹技術と位置付けて、真空ポンプが主力事業である。高真空の領域で活用するターボ分子ポンプが代表的製品である。電子部品、光学部品、工具、パネル、計測、電子線、加速器を主要な需要家とし、概ね7割が海外に設置される。放射光・原子力などの科学研究分野も重視しており、国内に加えて、欧米研究所の採用実績も多い。ねじと翼の構造を合体したターボ分子ポンプの主流仕様は、当社と理化学研究所が開発した世界初の構造である。ほかに、世界最大級ターボ分子ポンプ、世界最高水準の極高真空ターボ分子ポンプも開発した。低真空ポンプの品揃えも多く、自動車、化学、鉄鋼、食品、医療の各産業で活用されている。これらは国内需要が中心である。量産用真空ポンプと周辺機器を組み合わせた排気システム、さらに反応室を加えた真空応用装置などを個別設計機器事業として運営している。

「超高真空」は、地上空間での極高真空環境の利用、「高速回転」は、分速9万回転までの安定制御、「流体」は、真空ポンプ機能の向上、さらに大型設備向けに蒸気圧で駆動する大容量急速排気の技術として応用している。「軸制御」は、ボールベアリングと磁気浮上ベアリングの利用技術に加えて、磁気浮上ベアリングを自社で設計・製作中である。現在はターボ分子ポンプ用のベアリングとして活用している。1991年から海外事業を本格化させている。

東アジアの「真空専業メーカー」を目指して


笠岡 一之
大阪真空機器製作所 社長

当社は、70年前、東京大学生産技術研究所の前身、第二工学部を卒業した創業者が起業した元祖ベンチャー企業です。「世界初」、「日本初」の開発にこだわり、この20年間は、需要家の要求にかなった技術開発、ものづくり、特に海外商流の整備に取り組んでいます。
近年、東アジア経済の急成長は、貿易摩擦の種になっています。この複雑化する国際取引のもとで円滑な事業展開を図るため、経団連に入会させていただきました。有意義な情報とお知恵を拝聴するとともに、身の丈に合った立場から会員活動にも参加させていただきたいと考えています。当社の夢である東アジアの真空専業メーカーとして活躍出来るように、会員の皆様からのご指導ご鞭撻を賜ることが出来ればと存じ上げます。

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