未来へ豊かな社会を引き継ぐ
2023年4月に「こども家庭庁」が発足する。これまで高齢化対策が中心であった我が国も、ようやく“こども”に光が当たり始めた。人口減少問題に猶予はなく、少子化対策は待ったなしで国を挙げて取り組む必要がある。
2023年4月に「こども家庭庁」が発足する。これまで高齢化対策が中心であった我が国も、ようやく“こども”に光が当たり始めた。人口減少問題に猶予はなく、少子化対策は待ったなしで国を挙げて取り組む必要がある。
足元では、不安定な国際情勢によって原材料などの価格が高騰し、さらに急速な円安の進行等を要因として物価上昇が続いている。あわせて、DX・GXの推進による産業構造の変革とそれに伴う成長産業・分野等への円滑な労働移動を通じた我が国全体の生産性向上が喫緊の課題となっている。
こうした状況のもと、我が国経済の安定的かつ持続的な成長のためには、「成長と分配の好循環」の実現が必要である。「人への投資」をさらに促進し、イノベーション創出と労働生産性向上などを通じて、「構造的な賃金引上げ」と「分厚い中間層の形成」「成長と分配の好循環」につなげていくことが望まれる。
2023年版経営労働政策特別委員会報告
─「人への投資」促進を通じたイノベーション創出と生産性向上の実現
https://www.keidanren.or.jp/policy/2023/002.html
(経団連労働政策本部)
くらしをまもり、未来をつくる
─2023春季生活闘争の意義と役割
芳野 友子(日本労働組合総連合会会長)
2023年春季労使交渉・協議に向けて
─成長と分配の好循環の実現
牧野 明次(大阪経営者協議会会長/関西経済連合会副会長/岩谷産業会長兼CEO)
日本の実質賃金・資本蓄積・生産性の停滞と今後の課題
深尾 京司(一橋大学経済研究所特命教授)
円滑な労働移動に求められる制度改革
安井 洋輔(日本総合研究所調査部主任研究員)
約5年間で実践してきた「人と組織」の観点からの企業理念実践経営について
稲並 幸生(オムロングローバル人財総務本部)
ワークスタイル変革
─Well-beingの実現に向けて
山本 恭子(日本電信電話執行役員総務部門長)
人口減少対策
─留学生の就業促進でDX推進人材の育成を
安井 誠(セブン-イレブン・ジャパン加盟店サポート部グローバル人材支援総括マネジャー/セブングローバルリンケージ専務理事)
リスキリングは議論から実践のステージへ
─海外リスキリング最新事情から考える日本の課題と解決策
後藤 宗明(ジャパン・リスキリング・イニシアチブ代表理事)
Diversity (多様性)、Equity (公平性)、Inclusion (包摂性) とは、
イノベーションを生み出し、持続的な成長を図るための土壌。
今までにない組み合わせを発見する。今までとは見方を変えてみる。
イノベーションは、そこから始まる。
だから組み合わせも見方も多様なほうがよい。そして多様さを楽しめる姿勢が大事。
こうした認識のもと、経団連では、博報堂の研究機関 UNIVERSITY of CREATIVITY と共同で
様々な分野のイノベーターにインタビューを行い、その模様をシリーズ配信しています。
本欄では、動画に収まりきらなかった部分も含め、インタビュー内容を紹介していきます。
多様性を重んじるなら「利他的」であれ
https://youtu.be/kM4VFIyYI3M
冨永 愛(モデル)
多様性に育まれた教育の現場から世界の不均衡に斬り込む
https://youtu.be/XW2TDpZsrXg
星 友啓(スタンフォードオンラインハイスクール校長)
DE&Iとは人や組織を育てるという優しさ
https://youtu.be/rG-1LoLZ548
中島 徳至(Global Mobility Service社長CEO)
オープンマインドで世界を生き抜く力を身につける
https://youtu.be/ARk3vRp6U2o
ロレーナ・デッラジョヴァンナ(日立製作所執行役常務 Chief Sustainability Officer)
目標はタワシになること
https://youtu.be/uNxc5pvJn3E
岡戸 伸樹(日本HP代表取締役社長執行役員)
あの時、あの言葉
君も考えを出しなさい
有吉 匡(梓設計社長)
Essay「時の調べ」
中華人民共和国と明朝
上田 信(立教大学文学部教授)