1. トップ
  2. 月刊 経団連
  3. 2023年
  4. 6月号
月刊 経団連

月刊 経団連2023年6月号

特集 B7東京サミット2023

巻頭言

変調の兆しを見逃すな

永井 浩二 (経団連副会長/野村ホールディングス会長)

今年、金融業界に入り43年目となった。振り返るとバブル崩壊、アジア通貨危機、リーマンショック等、様々な金融危機を経験してきたが、思い返せば、これらは当初ささいなことから始まり、その後気が付けば大きな危機へとつながっていったように思う。

続きを読む

特集

B7東京サミット2023

経団連は4月19、20日の両日、東京・大手町の経団連会館でG7ビジネスサミット2023(B7東京サミット2023)を主催した。B7サミットは、G7各国・地域の主要経済団体が一堂に会し、世界情勢やグローバルな課題について議論を行い、G7経済界としての意見を発信する場である。経団連からは、議長を務めた十倉雅和会長をはじめ、冨田哲郎審議員会議長と12人の副会長が出席、G7各国・地域からは25人が参集した。
本特集では、B7東京サミットの概要を紹介するとともに、5月19~21日のG7広島サミットに向けて取りまとめた「B7東京サミット共同宣言」、G7広島サミットならびに経団連が参加したG7関連会合の模様、さらにはB7東京サミットの意義に関する海外有識者の寄稿を掲載する。

特集:B7東京サミット2023

開会挨拶
グローバル・サウスと協力して自由で開かれた国際秩序の再構築と
サステイナブルな国際社会実現を目指す

 十倉 雅和(経団連会長)

来賓挨拶
G7議長国として国際的な連携に関する議論を深め、
世界の持続的な成長を牽引したい

 岸田 文雄(内閣総理大臣)

歓迎レセプション来賓挨拶
G7サミットに向け、B7からの提言を歓迎する

 林 芳正(外務大臣)
B7東京サミットがイノベーションの大きな一歩となることを期待する
 西村 康稔(経済産業大臣)

昼食会来賓講演
「新しい資本主義」を推進する日本へ積極的に投資してほしい

 後藤 茂之(内閣府特命担当大臣(経済財政政策))

B7東京サミット2023 参加団体

【共同提言】
B7東京サミット2023 共同提言

https://www.keidanren.or.jp/policy/2023/028.html

【寄稿】
混迷が続く世界

―G7は貿易ガバナンスに関するB7のビジョンに耳を傾けよ
 ホースク・リー・マキヤマ
(European Centre for International Political Economy (ECIPE) Director)

ページ上部へ戻る

一般記事

【提言】
大規模災害に負けない持続可能な社会の構築

─国土強靱化基本計画改定に向けて
https://www.keidanren.or.jp/policy/2023/026.html
 永野 毅(経団連副会長、危機管理・社会基盤強化委員長/東京海上ホールディングス会長)
 安川 健司(経団連審議員会副議長、危機管理・社会基盤強化委員長/アステラス製薬会長)
 渡邉 健二(経団連危機管理・社会基盤強化委員長/NIPPON EXPRESS ホールディングス会長)

  • 防災分野のDXは不可欠
  • 予測される災害に対し「事前復興」を推進
  • ネットワーク、サプライチェーンの強靱化で社会機能の維持、早期復旧を
  • 官民連携で情報集約・連携、インフラの維持・更新・運営を
  • 意識向上と人材育成が全ての基本

【報告】
質の高いインターンシップに関する意向調査結果

https://www.keidanren.or.jp/policy/2023/022.pdf
 (経団連SDGs本部)

  • 2022年度におけるインターンシップの実施状況
  • 質の高いインターンシップの実施意向

連載
JOINnovator! ─DE&Iを楽しむイノベーターたち

連載

新会員紹介

「月刊 経団連」一覧はこちら