未来を拓き、新たな成長を生み出す宇宙へ
1955年、糸川英夫博士が手掛けた長さ23センチの「ペンシルロケット」から始まり、わが国は長年にわたり世界に伍する宇宙システム技術を培ってきた。これら技術は、安全保障、宇宙空間での新たなインフラ構築や資源開発等の新ビジネスに加え、地球環境保全といった分野でも応用が可能である。地球規模の気候変動や資源枯渇等の課題に対し、宇宙から地球を見つめる視点を入れることで、より効果的な解決策を見いだせる。宇宙は社会課題の解決と新たな価値創造の源泉と捉えることができよう。