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月刊 経団連 座談会・対談 ウクライナ・インパクト

ロシアのウクライナ侵攻が既存の国際秩序に及ぼす影響をテーマに、21世紀政策研究所国際関係プロジェクト(国際秩序、国際法、米国、中国、欧州)研究主幹等を中心に主要諸国・地域の動向と日本への影響を総合的に分析する。

ロシアのウクライナ侵攻と国際政治の今
 田所 昌幸(国際大学特任教授/慶應義塾大学名誉教授)

  • ロシアの侵攻失敗と各国の安全保障戦略の転換
  • 欧米諸国の社会的分断と国内政治安定の難しさ
  • 実利で行動を決める開発途上国の支持をどのように得るか

国際法から見たロシアのウクライナ侵略への対応
 中谷 和弘(東京大学大学院法学政治学研究科教授)

  • 集団的自衛権について
  • 国連の対応について
  • 経済制裁について
  • 企業の対応について

ウクライナ危機と米国、そして世界秩序
 久保 文明(防衛大学校長)

  • 批判されるバイデン政権
  • ウクライナを支援する政権・議会・世論
  • 歴史の転換点における米国の選択

難解な方程式
―中国の対ウクライナ戦争政策
 川島 真(東京大学大学院総合文化研究科教授)

  • 難解な方程式
  • 「位置どり」を模索する中国
  • 「台湾有事」という関心事

ウクライナ危機はEUの転機となるか?
 須網 隆夫(早稲田大学大学院法務研究科教授)

  • EU加盟国間の対立と連帯
  • 安全保障共同体としてのEU
  • エネルギー政策とグリーンディール
  • 始まるか基本条約改正への議論

ロシアによるウクライナ軍事侵攻
―プーチンは何を求めて戦っているのか?
 溝口 修平(法政大学法学部国際政治学科教授)

  • 軍事侵攻の非合理性
  • ウクライナへの「なわばり」意識

電池と電波の戦争
―情報戦の観点から見たウクライナ侵攻
 土屋 大洋(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授)

  • ロシアのハイブリッド戦がなぜ機能しないのか
  • クリミア半島併合時の教訓とIT/サイバーセキュリティーの進化
  • サイバースペースにおける混戦・乱戦

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