| 資本金 | 9,450万円 |
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| 設立 | 2001年9月 |
| 従業員数 | 1,231人(2025年8月1日現在) |
| 本社所在地 | 〒100-0004 東京都千代田区大手町1-9-5 大手町フィナンシャルシティノースタワー |
| 事業内容 |
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| URL | https://kpmg.com/jp/fas |
当社は、KPMGジャパンにおいて、ディール領域(M&Aおよび事業再生)を担う会社として2001年に設立され、その後、ストラテジー(戦略)やフォレンジック(不正調査)の領域にも業務を拡大してきた。現在は、東京・大阪・名古屋・福岡を拠点として、約1000人のプロフェッショナルが海外のKPMGメンバーファームと連携し、クライアント企業の経営改革を支援している。
この十数年で、日本企業の視点は、成長から資本効率の改善を含む企業価値の向上へとシフトした。背景には、アクティビストの活動、PBR1倍割れ対応、同意なき買収提案の増加、機関投資家の議決権行使の方針などがある。
この変化は当社にも興味深い機会と変容をもたらしている。まず、M&A領域では、買収案件に加えて売却案件の業務の増加が著しい。また、売却資金で新たな買収検討を加速する「資本循環型経営」が浸透している。
人事やIT、経理、マーケティング、購買、製造などの機能領域では、データ分析を駆使した「業務改革サービス」の需要が急増している。これは、買収後に対象会社の経営に関与し、時間価値を意識して積極的にバリューアップを図る企業の増加を示している。
真のグローバル企業に変貌するために、海外の市場や人材にフィットした経営組織や制度に移行したいとの要望も増えている。当社は変化する事業環境の中で、企業の戦略の再定義や事業ポートフォリオの更新、保有事業の改革を通じ、日本企業の企業価値向上に寄与することを目指している。